お尻が左右にゆっくり振られる。まるで殿下、もっと見て見てと言っているみたいだ。これだけでも生唾ものである。

 ――うああっ、き、きそう……

 お城での初めての絶頂が迫っている。軽くイクつもりらしい。まあここは人がいつ来るかわからない
 声もなるべく小さく出すように心がけている。それがまた少年の股間をそそるのだ。

 ――イ、イク……

 ルビアは――イッタ。
 お尻を半分見せながら……殿下に……見せ付けながら。
 すべてが……すべてが、殿下にとって初めての経験だった。






 ことが終わると何事もなかったのように見えていたお尻を隠しに掛かる。ベルトをまたきちっと締めて。

 ――ふう〜いけないわね……ここで。こんなこと……ふふふ。

 満足そうに微笑むルビア。満たされた表情というのは本当に綺麗なモノだ。

 ふう〜すごい。
 ここで……こんなのみれるなんて、信じられないよ。
 ゆっくり……ゆっくりとポポはその場を去り始める。壁は薄くはない。その辺の設計もしっかりしている。まるで覗くのが当たり前のように……すごい作りだ。昔の人は本当に偉かった。




 城の地下洞窟に戻った殿下。

 はあ〜はあ〜

 事が終わったようだ。

 ――ふう〜すっきりしたあ〜

 余韻に浸りながら何か考えている。

 にしてもすごかったな……こんなのが見れるだけでも……もっと見たい……なあ。

 そう〜他の女性も。

 ――ん?他の女性……メイドって……ほぼ全員住み込みだよな。
 ということは……

 ――おいおい――
 かわいい顔がちょっとスケベに変わる。
 
――う〜ん、面白いかも。
 なにか企み始めたようだ。殿下はそのまま自分の部屋に戻るためにゆっくりと出口を見つからないように開けて、部屋に戻っていった。

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